とあるスタッフの独り言。

趣味は考え事(主に分析と分類と抽象化)と、最適化。そんな若手会計士が思ったことを呟く雑記。

監査特化人材からの脱出方法。

  会計士という資格である程度キャリアの自由度が高いからこそ監査だけでは終わりたくない。

そんな考えをもった会計士は少なくないはずです。

監査だけではなく監査以外でも活躍するにはどうしたら良いのだろうか、監査という仕事の特性から監査特化人材がどうやって生まれ、それを回避するためにはどうすればいいのかを考えるに至りました。

 

仕事とは
監査について考える前に単純に仕事とは何かをモデルにしたいと思います。
ズバリ仕事は
インプット⇨プロセス⇨アウトプット
という三要素に分けられます。(よく見るモデルですが)


例えば歴史の先生であれば、
歴史の勉強して(インプット)
⇨それを自分なりの物語で語れるように考えたり授業の準備をします(プロセス)
⇨授業で発表します(アウトプット)

 

このように全ての仕事はインプット、プロセス、アウトプットに仕事を分類することが可能です。

 

プロセスについて
プロセスも大きく2つに分けることが可能です。

1つは自ら考えること、

もう1つは過去の経験に頼ることです。

 

先ほどのように先生を例にとると、1年目の若手先生は猛烈に考えて授業の準備を行いますが、ベテラン先生は過去のテキストをさらっと読み返すだけでも授業を行えることが想像つくかと思います。

 

ここまで、ざっくり
仕事はインプット⇨プロセス⇨アウトプットに分けられるという話

プロセスは①思考と②経験に分けることができることをお伝えしました。

 

さて本題の監査特化人材が生まれやすい理由について書きたいと思います。

 

監査の特徴

監査の特徴はまず、
アウトプットが概ね一定であることです。
教師はどのような授業を行うかどうかを自らの裁量で変えることが可能ですが、監査はそうはいきません。監査基準というルールブックが存在し、最低限それに従わなければなりません。さらには上司の上司の上司の時代から受け継がれている監査調書を参考にすることができます。環境の変化がない限り、過去の監査調書という最高のカンニングペーパーを用いて問題を解決できてしまいます。

 

さらにアウトプットが概ね一定であることから、インプットの量を圧倒的に増やすことで概ねの問題を解決できてしまいます。
  インプットの量を増やし、経験を積みまくるという力技を重ねることでも優れた会計士になれます(もちろん思考も偉くなったら大事ですが、インプットである程度まで凌駕可能)。

  このインプットと経験に頼るスタンスが監査特化人材を生んだんじゃないかというのが私の結論です。

 

  これを回避するためには、プロセスに、特に思考に集中して仕事をすることだと思ってます。

 

  監査を通して、自分が如何にして考えているのか、監査という仕事の特徴はどうで、監査以外の仕事をする上でどう大事なりえるのか、これが監査特化人材になることを避ける方法の1つなんではないかと思うわけです(チャンスが来た時にしっかり打席に立つことが最重要なのは言わずもなさがな)。

 

もっともっと大事なことは、じゃあ私は何をすればいいのかを自分自身で考えることだと、今書いてる途中で気付きました。

 

  私が考えた監査を通して我々が行う思考パターンについては気が向いたら今度書きます。

 

  長文読んでくださりありがとうございました。